【幻想交響曲】Unicorn Symphony Orchestra 第4回定期演奏会
Unicorn Symphony Orchestra
第4回定期演奏会
2013年11月16日(土) open18:00 start18:30
第一生命ホール
ヴェルディ / 歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲
鈴木桂太郎 / 交響曲第2番『Hello, World』Op.18 (世界初演)
ベルリオーズ / 幻想交響曲Op.14
指揮: 藤岡 幸夫
前日変な興奮?落ち着かずなかなか寝付けず。幻想交響曲だからか。
夢の中で新世界を吹く夢をみる。
いつのまにか一楽章が終わってしまい、二楽章はtacetで休み。
四楽章をなんとか入ろうとするも音を外しまくってお話にならない
という悪夢
ちなみに実際の新世界にチューバが二楽章のコラールしか出番はない。
その部分は夢にでてこなかった。というかコラールがなかった。
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夜公演だったので13時入り。家にスーツ忘れて、最寄り駅から1駅先
で乗り換えるところをいきなり乗り過ごす。あほか。
GP
四楽章のマーチで音がスカり、ヘロヘロ取りこぼしがありながら終わり。
前プロのシチリア島は修行。修行。
本番前はSUBWAY食って寝て過ごす。前メイン乗りなので
仕事はなし。先週の中プロ乗りとは勝手がちがう。
前プロ
ヴェルディ / 歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲
冒頭のHの刻みに悩まされた。大きな事故もなく終わったけれど
最後に譜面が風で勝手にめくれるという珍事があり、焦る。
もう少し没頭できたかな。アリアの刻みでhigh Hを当てたところが
チューバ的には実はハイライト。
練習の時に枯れた音を出して欲しいと
言われ、色々と調整したけれど本番はうまくいったかな。クールでピシッと枯れた音。響かせ過ぎないで極めて直管的な感じ。
もう殆ど演奏の記憶はない。なぜか。ディーエスイーレは本番少し
大きめだった気がする。本番だけ床が鳴ってたらしい。
2nd Tubaの方が大先輩で諸々まかせて楽々と演奏させて頂いた。
音楽的にはもっともっとあっつくなれたと思うけど、どうなんだろ。どこか
ブレーキのかかった演奏だった気がする。
イルミネーション
終演後は相変わらずアウェイなので、そそくさと飲み会へ向かう。
22時から0時まで一次会。瓶ビールガンガン飲む。
霧島40度
めっちゃうまくて一瞬で空いたのである。
そのまま2時まで飲み放題延長。
幸夫さんとはあまり話せなかったけど「よく頑張ってたよ」とのお言葉。
Hrの先輩からは「だからあそこ(ディーエスイーレ)でやる気だしちゃだめなんだよ」と笑われ、fgの先輩からは「あのキャパのホールで出す音じゃねーだろ」と笑われた。
深夜2時過ぎに某社長の奢りでラーメン
タクシー乗って自宅へ。このオケに誘ってくれた同期と自宅で飲み直し。
4時くらいまで。
モエとか澪とか。
思い出話
幻想交響曲は最初に好きになった交響曲で特別な曲だ。
第一楽章のトランペットの動機はいつ聞いても泣ける。
二年前にこの曲を吹いた時に、もうオーケストラ引退
してもいいんじゃないかと思った気がする。
大学の現役引退の時の選曲会でラフマニノフの2番と
幻想交響曲の一騎打ちになり、「tuba吹きである以上
を幻想交響曲を推す」とコメントしたけど、ラフマニ
ノフの交響曲第二番になった。これが2010年だったか。
その後、大学卒業時の自主公演(2011年)で幻想交響曲を
演奏して、前半にラフマニノフのピアノコンチェルトの
2番を演奏したのが学生最後の演奏会だった。
アンコールはダフニスとクロエより全員の踊り。
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社会人になってこのオーケストラで昨年(2012)は、ラフマ
ニノフの交響曲第二番、今年(2013)は幻想交響曲。
そして来年はダフニスとクロエの第二組曲。
また昔を思い出しながら演奏することになるという試練。
過去の自分に負けたら洒落にならないし。