音楽は耳じゃなくて鼻で匂う
青学へ
午前中は11時に青学で部活の現役の後輩に楽器を貸し出し。
相変わらずすごい練習室だよな。これが個人で取り放題とか。世間話なんかしつつ、B管を貸してあげる。
10年以上使ったけど人に貸すのは初めて。妻はなんとも思ってなさそうだけど、個人的には結構冒険。まぁ厳しい部活の後輩なので、大丈夫でしょ。
お昼は学食で青山物語。イマイチ定食メニューがわからなかったので1番高いやつ頼む。500円なり。
懐かしのカレーとかビーフシチューも食べたかったなぁ。子供と一緒に来ようかなぁ。
即興の日
前半はマツケンさんが遅刻したので、特に口上もなく始まる。
3セットか.2セット? 途中から入って空間系?ロングトーンと楽音中心に普通の演奏。でも体から何か抜けていく気がする。
音楽を耳で聞いたらもう遅い
後半前の口上で、
あんまり言うことないんですがー周りの音を聞こうって言ってもみなさん聞いていますしね。
でも聞いてたら遅れていません?
って話。
実は耳じゃなくて鼻が大事なのではないか?音じゃなくて匂いじゃないか?人間は何か得体のしれないことを察する時は匂いで感じるじゃないか?と。
耳で聞こえる音は、もう起きてしまったこと、いわば過去なんだけども、耳から聞こえる音だけじゃ説明のつかない瞬間が即興演奏をしてるとたまにあって、そういうのって匂いを感じてるんじゃないかと。
そんなこと考えながら、忘れつつ2セットも楽しく吹き鳴らす。なんかスッキリ。
終わり際に小林さんが来て、懐かしいねー とそこで初めてリマさんが「あのかずきくん!」と気付いたのには笑った。
良い音してるね、うまくなったね、と旧知の人達に言ってもらえたのは嬉しかった。十代の頃を思い出した。