twice as good

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USO第二回定期演奏会後記

ご来場ありがとうございました!

ユニコーンシンフォニーオーケストラ第二回定期演奏会
2011年9月24日
場所: 第一生命ホール
指揮:藤岡 幸夫
曲目:
近谷直之  Symphonic Suite Kokoro (世界初初演)
チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット
ブラームス 交響曲第1番 ハ短調


サチオフジオカはさすがでした。

乗ってる人もシビアな方が多くてめちゃ楽しかったー。

ゲネプロ終わりで音程を怒られて本番前に40分間チューニングするという

伝統芸?もやってしまいました。とほほ。本番うまくいったからいいけど!

ロミジュリの最後のHの伸ばしとか今まで一番循環呼吸が役立ったな〜

第二回の演奏会でこれということは今後期待できるかなーと思ってたり。

来年はラフ2ということでワクワクです(乗せてもらえるか分からんが)

就職してから初めての演奏会でしたが、

まぁなんとか楽器を続ける資格はまだあるかなという思いです。

もう少し音楽についてもがいてみようと思います。

最近、大人になるにつれて、どんどん自分が無欲になっているというか

音楽に対してとても純粋に取り組むことができるようになってきた気がします。

これはうまく言えないんですけど、たまーに共感してくださる方もいるので

私だけが思っていることではないと思うのですが、音楽に取り組むときに

不純な気持ちが入るとだめだと思うんですよ。とにかく純粋に求めるというか

「音楽にすがる」くらい感じがいいと思うのでございます。全てを捨てて、音楽に

頼むような、お願いするような、そういうことです。

演奏会やライブは人のモノです。でも音楽そのものは人のモノではないと思うんですね。

私たちは演奏会のために音楽を借りる、作曲家は自己表現のために音楽を借りるわけで

じゃあ音楽って誰から借りるのかってそんなの分からないので個人個人で解釈すれば良いです。

ただ、私のモノでもあなたのモノでもない音楽(音楽の力)を借りるってのは相当な覚悟がいる

と思います。少なくとも私は二十歳越えてその覚悟を持たずに音楽をやっている人の演奏は

聞きたくありません。練習するとかしないとか、うまいとか下手とかではなくて、そこは

思いというか、どこまで音楽に迫るかという心意気と覚悟とか、なんかそんなもんを持ってる

人がやっぱすげーなーと思います。ほんと。そしてその気持ちを失ってしまったら音楽は

辞めなくてはいかんのかなとか思ってるのです。僕はまじめなんで。

で、今回の演奏会終わってみて、まだ音楽に携わっていても良いだろうと勝手に思ってます。

もっと音楽に迫りたいし、音楽に近づきたい。